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●基本的な使い方

学習のポイント
アロマテラピーの基本的な利用法としてについて理解しましょう。
利用法それぞれの特徴や注意点を覚えましょう。

1) 芳香浴法

精油し、香りを楽しむこと全般をさす。

①手近なものにつける方法

精油を1~2滴落とすだけ。
とても簡単に香りを楽しむことができる。
注意
精油によっては色が付いてしまうことがあるので、布・革製品には避ける。

②芳香拡散器を使う場合

大きく分けてキャンドル式と電気式がある。
アロマポットオイルウォーマーなど
を使って拡散する
アロマライトディフューザーなど
・電気を使って熱や風、振動などで拡散する
使用する精油は1~5滴。
香りが立ちやすい。
注意
・芳香拡散器のまわりにはは置かず、の上では使用しない。
の手の届かない所で使用する。
・火の取り扱いにはくれぐれも注意する。の使用はしない。

2) 沐浴法

入浴時など、精油を落とした方法。精油の薬理作用・心理的効果+入浴の効果(リラクゼーション効果・温熱効果)によるでとても有効な方法である。また身体への作用としてがあります。

熱い湯だと交感神経、ぬるい湯だと副交感神経を優位にする

水に浸かると、浸かった部分が水の重さ(静水圧)を受け、水圧により血流がよくなる反面、全身欲では循環器系や呼吸器系に負担がかかる。

水の浮力により関節が重力の負担がなくなり、水中で体を動かすと水の抵抗によって筋肉が刺激される。
心拍 血管 血圧 筋組織 状態
交感神経優位 速くなる 収縮 上昇 緊張 活動的な状態
副交感神経優位 遅くなる 拡張 下降 弛緩 リラックス状態

①全身浴法

の精油を5ml程度の基材(キャリアオイル天然塩など)に混ぜ込んで、精油が肌に直に触れないようにしたものを浴槽のお湯の中に入れ、よくかき混ぜて入浴する。
したい時…つかる
したい時…つかる
注意
・肌に異常を感じた時は直ちに洗い流す
・体調や入浴する人にあわせて精油の量を減らす(お年寄り・幼児・敏感肌の方など)
・皮膚刺激を生じやすい精油の使用には注意する
・柑橘系やスパイス系の精油は、皮膚刺激を起こすことがあるので精油の量を減らすこと

②半身浴法

の精油をみぞおちまでつかる程度の湯に入れてかき混ぜる。半身浴の場合、みぞおちから下しかつからないため、全身浴に比べて心臓に負担がかかりにくい。
注意
・上半身がどうしても冷えてくるため、タオルやTシャツなどをはおって 汗が充分出るまでつかると全身を温めることができる

③部分浴法

身体の一部分だけを湯につけて温めることにより、全身を温めることができる有効な方法。1~3滴の精油を湯に落としてよくかき混ぜる。
洗面器さえあれば手軽に行うことができる。
までを浸す。
風邪などで全身浴ができない時や手軽な気分転換に
上半身の血行をよくしたい時に。
までを浸す。
座りながらできるので、お年寄りでも気軽に行える。
全身の血行をよくしたい時に

3) 吸入法

精油成分を鼻や口から呼吸に合わせて吸い込む方法。
鼻づまり・のどの不調など、の改善に適している。

①ハンカチを使う方法

精油を落として精油成分を吸入する。
注意
・精油成分を直接吸い込むことになるため、あり。
の吸入は避ける

②蒸気吸入法

洗面器などにのお湯をはった所にの精油を落とし、湯気と共に精油成分を吸入する。蒸気が逃げるのを防ぐため、バスタオルを頭からかぶるとよい。
に利用できる。
注意
・目はおくこと
・湯気が立たなくなったら
の吸入は避ける
が出る時や
→芳香浴法の種類と注意点などを押さえましょう。
…濃度差があると、物質の流れが起きて均一になろうとすること。簡単に言うと、香りが広がること。
…2種類以上のものを併用して使ったときに、単独の効果を足したもの以上の効果がでること。
→熱めの湯にすると湯気がよく立ち、精油成分が短い時間で多く立ち上がる。刺激の強い精油の場合、ぬるま湯を使うこともある。
→肌を蒸気にあてることにより水分を補給できて、精油成分も肌に作用する。
→精油成分が、目の粘膜に刺激を与えるのを防ぐため。
→せきやぜんそくの場合、精油成分自体が気管を刺激してしまい、悪化する可能性があるため。
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